きのこっち
夏がきました!
今回は本当にあった沖縄の怖い話7選です。
私の周りの人たちが体験したものを集めてみました。
ちなみにきのこっちには霊感はありません。
見えなくていいです笑
ということで元気よく怖い話いってみようー!!
本当にあった沖縄の怖い話7選
沖縄の怖い話その①
Aさんが中学生の時に経験した話です。
ある日の放課後、AさんはクラスメイトのBさんと帰り道をともにしました。
こじんまりとした公園の前を通りかかった時、奇妙な光景を目にします。
(私もこの公園は知っていますが、ただ存在してるという感じで、誰かが遊んでいるのを見たことがありません)
公園のブランコが、誰も乗っていないのに大きく揺れていました。
風も吹いてないし、明らかに不自然・・・。
「見てあのブランコ」
「おかしいね」
そう言って二人で笑い合ってると、ふと、Bさんが携帯電話を取り出しました。
そして不自然に揺れるブランコを動画で撮影し始めます。
動画には何も写っていませんでした。
しかしBさんはそれを「お母さんに見せる」と言い出したんです。
Bさんの母親はユタといって、沖縄の霊能力者をやっていました。
お母さんに見せたら何か分かるかもしれない――。
帰宅後。
Bさんは「見てこれ」と、携帯の動画を母親に見せました。
すると母親は、
「なんでこの子と遊んであげないか」
・・・は?
「ひとりで遊ばせて可哀想に。一緒に遊んであげなさい」
・・・は?
母親にはブランコに女の子が乗っている姿が見えていたそうです。
・・・はい、以上です。
怖えぇ…。というのも、私も学生だったときはこの公園の前をよく通っていたのです。この話を聞いたときは、確かにあの公園、陰気臭いよな…と思いました。
沖縄の怖い話その②
Cさんが経験した話です。
お仕事が終わって夕方、帰り道を運転をしているときのこと。
道路脇に、グリーンの洋服を着た女の子が立っていました。
突然、その子が道路に飛び出しました。
危ない! とCさんは慌てて急ブレーキ!
Cさんの後ろを走っていた車も慌てて急ブレーキ!
しかし女の子は消えてしまい、どこにもいなくなっていたそうです。
見てはいけないものを見てしまったー!!
Cさんは家に帰って、
塩! 塩! 塩!
身体にも玄関にも塩を振りまきまくったんだそうです。
Cさん曰く、夕方とか明け方の時間帯は霊感がない人でも見えることがあるとのことでした。
・・・はい、以上です。
あまり怖くなかったですかね。 ちなみにこのできごとがあった場所は1話の公園の近くです。もしかして成仏できない女の子がいつまでもその辺をフラフラ彷徨ってるのかなと思いました。。
沖縄の怖い話その③
Dさんが中学生だったときの話です。
テスト中に突然、金縛りにあったそうです。
シャーペンを片手に持ちテスト用紙に視線を落としたまま、硬直。
Dさんはテストの前日に徹夜で勉強をしていました。
金縛りになるほど疲れているのかなぁ、と思ったそうです。
ここで、ドン、ドン、ドンとバスケットボールが床を叩くような音が聞こえてきました。
最初は遠かったその音が、少しずつ近づいてきます。
教室の中に、黒いボールのようなものが入ってきました。
ドン、ドン、ドン・・・
その黒いボールが床を叩きながらDさんの席まで近づいてきます。
Dさんはまだ、身体が硬直して動くことができません。
(夢を見てるのかな・・・)
ドンドンドンドンドン
黒いボールが床を叩く音が速くなりました。Dさんの席の周りをぐるぐると何周もします。
何周かすると、黒いボールは床を転がって教室の外に出ていったそうですが、その転がる瞬間、Dさんは黒いボールに「人の首筋」のようなものがあることを確認しました。
黒いボールが外に出て行くと、金縛りが解けました。
何事もなかったかのように、テストを再開します。
一ヶ月後――。
Dさんは一ヶ月間、この話を誰にもしませんでした。
なぜかはわからないけど誰にも言ってはいけないような気がしたんだそうです。
しかし、とうとう話す時がやってきます。
それは放課後、クラスメイトと教室でお喋りをしていたときのことでした。
Dさんはふと、あの時のことを思い出しました。
(もう話してもいいかな・・・)
Dさんはテストの最中に、金縛りにあったことを語り始めました。
全部を話し終えて、
「あれ、夢だったのかな」
そう苦笑していると、話を聞いていたクラスメイトの表情がみるみる青ざめていきました。(Dさん曰く、「青ざめるってこういうことを言うんだって思った…」とのこと)
クラスメイトが、
「私も見た・・・」
その瞬間、
バンッ!
突然、教室の引き戸が閉まりました。
Dさん曰く、この瞬間が一番怖かったとのことで、クラスメイトと慌ててその場を立ち去ったとのことでした。
・・・はい、以上です。
どどど、どうですか、怖くないですか?
私はこの話を聞いたときめちゃめちゃ怖いなと思いました。ちなみにDさんが通っていた中学校は心霊現象が多く見られ、Dさん意外にも不思議な経験をしている人はたくさんいました。
沖縄の怖い話その④
ある日、Eさんの職場の女の子が旅行先で幽霊に取り憑かれて戻ってきました。
幽霊が取り憑いてると気づいたのは、職場の同僚。
同僚には霊感が備わっていて、普段から幽霊を見ることが多々あったそうです。
同僚は女の子に、
「幽霊取り憑いてるよ。髪の長い女の人。旅行先で取り憑かれたみたいだね」
しかしその女の子は普段とてもポジティブ。幽霊も信じないタイプだったようです。
怖がるどころか、むしろその状況を楽しんでるかのように、
「は? 幽霊? どこにいるの? どこどこー?」
「その子可愛い? スタイルいい?」
「胸でかい?ww」
そんな調子で続けていると、幽霊はその子に取り憑いても意味がないと思ったのか、同じ職場にいる別の人に取り憑いてしまいました。
・・・はい、以上です。
ウケますね。
やっぱりポジティブな人には幽霊は取り憑かないんですね。というか、新しく取り憑かれた人からしたら、
迷惑な話ですよね(笑)
沖縄の怖い話その⑤
霊感が強いFさんが経験した話です。
Fさんが小道を運転していると、目の前を若い男の人が横切っていきました。
びっくりして急ブレーキをかけます。
すると若い男がFさんの方を振り向きました。
おいでおいで…と手招き。
しまった…! とFさんは思ったそうですが、男はすぐ近くにあったお墓の方へ行ってしまったんだそうです。
・・・はい、以上です。
怖い! もう、幽霊は道路に飛び出しすぎですね!
ていうか、手招きされても
行くかよ(笑)!
沖縄の怖い話その⑥
お盆の日のお昼。
Gさんは娘と孫を連れて外食をすることにしました。
お店に入ると、店員がやってきました。
「いらっしゃいませ。4名様ですか?」
Gさんは、はぁ? 3名ですが・・・と不思議に思います。
しかしここでは突っ込むようなことはせず、店員が案内するテーブル席へと向かいました。
メニュー表を見ていると、ここでもまたおかしなことが起こります。
店員はなぜか4人分のお冷をテーブルの上に置いていくのです。
Gさんは訝しげに思って「3人分で良い」ことを告げると、店員は「えっ?」と戸惑う素振りを見せたそうです。
おかしなことはあったものの、そのあとの食事は何事もなく終えることができました。
そしてお盆をするために、Gさんの実家へと向かいます。
実家には亡くなったお父さんの写真が置いてあったそうですが、
写真を見た途端、孫が泣き出しました。
Gさんが理由を尋ねると、「朝、写真のおじいちゃんが部屋に立っていた」というのです。
ここでGさんは思います。
まさか亡くなったお父さんがお盆をしにやってきている?
そしてさっきの店員にはお父さんの姿が見えていた、だから4人分のコップを用意したのではないか、と。
・・・はい、以上です。
その店員さんはきっと霊感が強い方だったんでしょうね。私の友達にも霊感が強すぎて「ハッキリ見えすぎて、人と幽霊の区別がつかない」という方がいます。この店員も人と幽霊の区別がつかなかったんじゃないかな。よくはわからないけど。
沖縄の怖い話その⑦
最後はHさんが経験した話です。
Hさんは交通事故に遭い、意識不明の重体。
生死を彷徨っている間、夢を見ました。
知らない道をフラフラ歩いている。
周りには血をダラダラ流した人や骨折した人などがたくさんいます。みんな苦しそうに呻いていました。
そういう人たちがいる場所を通り過ぎると、大きな川の前にたどり着きました。
川の前には知らないおばあちゃんが立っていました。
おばあちゃんはHさんの顔を見るなり、
「あんたはまだ若いから戻りなさい」
そしてHさんは来た道を引き返しました。
目が覚めると、そこは病院のベッドの上でした。
・・・はい、以上です。
こういうのって世界の仰天エピソードとかで紹介されてそうですよね。私はこの話を聞いたとき、そのおばあちゃんはきっとあの世の偉い人か何かなんだろうな、と思いましたが・・・
今回この記事を書くにあたって、三途の川について少し調べてみました!
三途の川には奪衣婆(だつえば)という老婆がいるそうです。その奪衣婆にあの世のお金を渡すことで川を渡らせてもらえるとかなんとか。Hさんが見たおばあちゃんというのはもしかして奪衣婆なのかなと思いました。
三途の川ってまじで存在するんですかね。
怖えぇ…。
おわりに
本当にあった沖縄の怖い話7選!
いかがでしたでしょうか?
ちなみにきのこっちはビビり症なので怖い話は勘弁してくれ…という感じです。
だけど聞いてしまう笑
みなさんの暑い夏が少しでも涼しくなっていただけたら幸いです!
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