猫の恩返しって本当にあるんですかね。。
二年くらい前の話ですが、マジで猫に恩返しされたらしい友人の話が面白かったのでその時のことを語っていきます(沖縄で起きたお話です)
※一部グロテスクな表現があるので閲覧注意でお願いします。
その友人とは遠距離だったので、LINEで連絡をとりあっていました。
ある日友人から町工場で可愛がってる子猫が大怪我をしてると連絡がきました。
猫に恩返しされた友人のお話。
町工場の猫の家族。
町工場の猫は五匹の家族だったそうです。
大人の猫二匹(おそらくパパ、ママ)と、子供の猫三匹で暮らしてるとのことでした。
友人は大の猫好きでしたが、住んでるマンションがペット禁止だったため、わざわざ町工場まで行って猫たちに餌をあげていたそうです。
子猫が大怪我をした。
友人から子猫が大怪我をしてると連絡がきました。
その子猫はある日を堺に突然いなくなったそうですが、友人がどこにいったんだろうと不思議に思っていたところ、数日後に大怪我をして戻ってきたとのことです。
友人曰く、見ていられない状態とのことでした。
子猫を病院に連れてったほうがいいかどうか。
子猫を病院に連れてったほうがいいか?と相談をされました。
しかしここで私の頭にある話が思い浮かびます。
“猫は怨念が強い”
これは私の周りの人からよく聞いていた話です。
<ちょっと怖い!猫の怨念の話>
猫は怨念が強いから死んでからが厄介。
あやまって車で猫を轢いてしまったとしても決して振り返ってはいけない。猫に取り憑かれてしまう。
猫をペットとして可愛がっていたとしても同じ。死んだあとに取り憑かれてしまうかもしれない。
猫に取り憑かれないようにするためには、猫の首を吊って木に吊るすしかない。
実際、沖縄では昔からそういう変わった風習があり、ある山奥には死んだ猫の首吊りがたくさんあるという――。
・・・想像するだけでゾッとしますよね。
しかしその話を猫好きの友人にすることはできないので、とりあえず私は、
「猫は怨念が強いらしいよ」
「そのままにしておいたほうがいいんじゃないかな」
と伝えました。
すると友人からしばらく連絡がこなくなってしまいます。
病院から治療費を請求される。
私からのメッセージに気を悪くしたのかなと心配していたところ、数日経って連絡がきました。
「猫を病院に連れてったら十万円請求された(笑)」
このボケー!!という感じでしたね。
そのままにしとけって言ったのに・・・。
でも猫が助かって友人も嬉しそうでしたし、私はまさか本当に猫に取り憑かれるとかありえないよなと思ってました。
いきなり招き猫の人形が届く。
猫を助けて10日後くらいですかね、また友人から連絡がきました。
マンションの郵便受けに招き猫の人形が届いたというのです。(なんで届いたのか忘れてしまいましたが、とにかくいきなり人形が届いたようでした)
その招き猫の人形の写真がLINEで送られてきました。
それ自体は別に怖いものでもなんでもないです。
画像で見る限りでは、ストラップくらいの大きさに見えました。
友人は風水にもハマっていたため、招き猫の人形を可愛らしい感じで棚の上に飾るというようなことをしていました。
ここで私に妙な直感が働きました。
「また猫?」「猫の話が終わってまた猫か…」という感じ。
でもここでは特に友人を問いただすようなことはしませんでした。「よかったね」とさらっと流します。
それからだいたい一週間後くらい--
怖っ!招き猫の人形が鳴いただと!?
友人から「招き猫がおかしい」と連絡がきました。
おかしいというのは招き猫の人形がときどき「にゃあ」と鳴くというのです。
先に招き猫がおかしいことに気づいたのは、友人の同居人だったようです。
同居人は、
「この猫おかしい。にゃあって泣くし、この前見たら舌出してた」
とのこと。
最初友人がその話を聞いたときは「絶対ウソ」と信じなかったようです。
にゃあって泣くのもおかしいですし、ただのストラップサイズの人形が舌を出すなんて意味がわかりませんしね。
しかし友人が同居人の話を聞いた次の日に、友人も招き猫の鳴き声を聞いたらしく、本当だと思ったとのこと。
私はその話を聞いて、「ああ、こいつら終わったな…」と思いました。「絶対取り憑かれてるよ」とw
でもまぁ、今のところ鳴くだけで特に悪いことが起こるわけでもなさそうだし、塩でも降っとけばいいんじゃないの?とか考えてました。
宝くじで高額当選連発!!
友人からキラキラ絵文字いっぱいの嬉しそうなLINEがきました。
ミニロトだったかナンバーズだったか忘れましたが、とにかく宝くじで三万円当たったとのことです。
ある朝友人が目覚めると、猫がまた「にゃあ」と鳴いたそうで、試しにその日に宝くじを買ってみたら当選したとのことでした(゚д゚)!
驚きですよね。
友人はその後も猫が鳴いた日に宝くじを買うことを試みたところ、二万、三万と当たり続けたそうです。
さすがにすげーっ!! と思いましたよ。
「これは絶対猫が恩返ししてくれてる!」
「このまま猫が鳴いた日に宝くじを買い続けたら大金持ちじゃん!!」
別に私が宝くじに当たったわけじゃありませんが、そのときは話を聞いてる私のほうもわくわくしてました。
でも猫はもう鳴かなくなったそうです。
なので、友人がゲットした金額は合計八万円で終了。
さいごに。
もしかしたら最初に招き猫が鳴いてた時点でも見逃さずに宝くじを購入していたら、友人はもっと大金をゲットできてたんじゃないかなぁと私は勝手に思ってます。
なんであれ、子猫が恩返しをしようとしたことは間違いありませんよね。
十万円を返そうとしたんだと思います。
そのとき子猫はまだ生きてたようですし、「子猫の生霊が人形に取り憑いていたのか?」など疑問に残る点もありますが・・・
怪我した子猫を見捨てられないという、優しい友人に起こった不思議なお話でした。。
にしても八万円かぁ。。
微妙に元とれてない(笑)
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